レッスンの流れを見てみよう!
いったい、レッスンはどういう風に進んでいくんだろう?
ビシビシしごかれるのかな? のんびりした性格でも大丈夫?
そんなあなたの不安を少しでも軽くしたいと思います。
進み具合はコースによっても違いますし、本人のやる気や能力によっても変わってきますが、レッスンはこうした段階を経て進行してゆきます。
例:チェロ科 月3回コースの場合
レッスンスタート
まずは構え。座り方、楽器の持ち方を確認したら右手の練習から始めます。弓を持って4本の弦をこすって出していきます。
この4本を弾く型に慣れるのにしばらく時間をかけます(およそ1ヶ月くらい)。
2~3ヵ月
弓を弾く右手の復習にじっくり取り組みます。
ロングトーン(長い音)のあとはスラー(音と音とをなめらかに繋げる)、スタッカート(短く切る音)と進みます。同時に弦をおさえる左手の準備に入ります。
チェロは弦の張りが強いので、指先で弦を押さえることに慣れていきます。
このときまでに少しずつ左手の爪を切っておくといいですね。ましょう。
弾き合い会では、同門の先輩達や同窓生の演奏を聞いて「私もあの曲弾いてみたいなぁ」と夢を膨らませてください。
意気投合した仲間と、いつかアンサンブルができたら楽しいですね。
4~6ヵ月
左手が弦を押さえることに慣れてきたら、教本に従って正しい音程が出せるよう、ポジションを定めていきます。
音程の下から上まで、ドレミファソラシドが弾けるようになります。
そうしたら、ちょっとした曲(フランス民謡、クリスマスの歌などなど)を先生のピアノ伴奏に合わせて初めての合奏!
ちなみに最初は楽譜が読めなくても心配ご無用。スタートはとても簡単な譜面なので、見ているうちに誰でもだんだん読めるようになります。
半年後
初めての「弾き合い会」に出演して、仲間の前で弾いてみよう。
大規模な発表会ではありませんよ。ゴーシュ流に、もっと小さな規模で「弾き合う」のです(自由参加。とりあえず偵察がてら、観覧だけでもOK!)。場所は院内の2階にある、室内楽のためのミニホールです。
人前で弾くなんてはじめは緊張しまくりですが、その緊張感が、先生も驚くほどの上達を促すことがあるのです。
ビギナーのうちは、余裕をもって弾ける課題曲を選びますから、心配しすぎないように。やってみれば意外と上手くいきますよ!
1年後
2回目の弾き合い会を目指して曲を練習。
ようやく、みなさん憧れのバッハやモーツァルトが課題曲として登場です。
そのほかにも賛美歌の曲などを教材として、あなたのペースでレッスンを進めていきましょう。
弾き合い会では、同門の先輩達や同窓生の演奏を聞いて「私もあの曲弾いてみたいなぁ」と夢を膨らませてください。
意気投合した仲間と、いつかアンサンブルができたら楽しいですね。
そしてあなたのミュージックライフはつづいてゆく…